第22回日本健康支援学会年次学術大会・第8回日本介護予防・健康づくり学会大会の開催にあたり、ご挨拶を申し上げます。2021年3月6日(土)、7日(日)の2日間、茨城県つくば市にあります筑波大学筑波キャンパス総合研究棟Dを会場として、第22回日本健康支援学会年次学術大会・第8回日本介護予防・健康づくり学会大会を開催させていただきます。
第8回日本介護予防・健康づくり学会大会は、前田清司大会長のもと、2020年8月29日(土)、30日(日)の2日間、同会場にて開催予定でしたが、コロナ禍の影響を鑑み、時期をずらして実施することになりました。日本介護予防・健康づくり学会の会長を、日本健康支援学会前理事長の田中喜代次先生が務めていることもあり、今回の合同開催が提案され、決定に至りました。
第22回日本健康支援学会年次学術大会のテーマは「求められる健康支援のエビデンスとは」です。今回は、わたしが田中喜代次先生から日本健康支援学会理事長を引き継いだ後の最初の学術大会です。今後10年、20年の学会の方向性を議論する上で、国民のニーズを汲んで、国民に役立つエビデンスを創出することは、これからの学会運営を担う我々の責務だと考えております。また、わたし自身、「Translational Research in Health and Sport Sciences」を標榜し、健康・スポーツ科学分野における科学的知見の社会実装を目指して研究に取り組んでいます。健康科学およびこれに関連する諸科学を専門とする多くの先生方にご参加いただき、本テーマについての議論を深めていきたいと考えております。
大会開催時期におけるコロナ禍の影響は不透明です。そのため、オンサイトだけでなくオンラインでの参加もできるハイブリッド型の大会形式を採用いたします。初めての取り組みですので、参加される先生方にご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、新たな学会開催様式へのチャレンジですので、寛大にご対応いただけますと幸いです。オンサイト、オンライン、いずれかの形式で、多くの先生方にご参加いただけますことを期待しております。 |
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